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須佐之男命 基本情報
読み方 | すさのおのみこと、別表記:素戔嗚尊 |
ご神格 | 農業、防災除疫、歌の神様 |
ご神徳 | 疫神送り、国土安全、商売繁盛、学業向上 |
主な神社 | 氷川神社など |
須佐之男命〜縁結びのエピソード〜
スサノオ命は、伊弉諾命(いざなぎのみこと)が禊をしたときに、伊弉諾命の鼻から生まれたとされています。天照大御神、月読尊と合わせて三貴子と呼ばれます。
スサノオ命で有名な話と言えば、八岐大蛇(やまたのおろち)の退治の話でしょう。
「天の岩屋」の一件の責任を取らされ、高天原を追放されたスサノオ命は出雲の国(今の島根県)に降り立ちます。
川沿いを歩いていると、老夫婦と少女の姿がありました。よく見ると、老夫婦は両側から少女を抱きかかえ泣いていました。
なぜ泣いているのかを尋ねると、「毎年現れる八本首の巨大な蛇、八岐大蛇に7人の娘たちを食べられてしまい、最後の娘、櫛名田比売(くしなだひめ)も、今年八岐大蛇に食べられてしまうので、娘との別れを惜しんで泣いている」ということでした。
見ると、クシナダヒメという少女はとても美しく、スサノオ命は一目惚れしてしまいました。
そこでスサノオ命は、自分が伊弉諾命の子であるということを告げ、大蛇を倒したら娘と結婚させてくれと申し出ました。
スサノオ命の高貴な身分を聞いて、老夫婦は快く結婚を承諾しました。
スサノオ命は、八岐大蛇を迎え撃つため、老夫婦に大量の酒を用意させました。
何日かすると、八岐大蛇が現れました。八岐大蛇は強い酒の臭いにひかれ、そのまま酒樽に首を突っ込みました。一気に酒を飲み干すと、泥酔して寝込んでしまいました。
スサノオ命の目論見はあたったのです。大蛇が完全に眠っているのを確認すると、スサノオ命は剣を抜き大蛇の首を一本一本切り落としていきました。
こうして、無事八岐大蛇退治に成功し、約束通りクシナダヒメと結婚することになりました。
八岐大蛇を退治して出雲の国の神となったスサノオ命ですが、もともとは、「海を支配せよ」との父の命にも従わず、母が恋しいと泣き喚く、今でいうなら「ニートのマザコン」のような神でした。
その結果、姉の天照大神を怒らせ高天原を追放されるわけですが、大蛇を倒したということから英雄で、立派な神へと生まれ変わるのです。
このような二面性がスサノオ命の魅力であると言われています。
ちなみに、スサノオ命は歌の神様としても知られていますが、これは、大蛇を退治したのち、妻となったクシナダヒメと暮らす神殿を建てた時に、日本で初めての和歌を詠んだことが理由です。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」
(次々と湧き出る雲が八重の垣根をめぐらす地に、妻を守るための八重垣を作ろう。その素晴らしい八重垣を)。
また、このような奥さんを大事にした性格からか、神社によっては縁結びの神様としても信仰されています。